エイプリルフールの「ポワソン・ダブリル」

イチゴをのせた魚の形のカスタードパイ、「ポワソン・ダブリル」を作ります。

ポワソン・ダブリルとは、フランス語で「4月の魚」という意味。

フランスでは、4月1日エイプリルフールの日に魚(サバ)の形のお菓子を食べるそうです。

材料は、冷凍パイシートやカスタードクリームミックスを使って手軽に作ります。

魚のおどけた表情がポイントなので、目の部分は溶かしたチョコレートで可愛らしく作って行きます。

ポワソン・ダブリルのレシピ

材料(2個分)

  • 冷凍パイシート(20cm x 11cm) 4枚
  • インスタントカスタードクリーム(めっちゃラクカスタードクリームミックス) 1袋
  • 冷たい牛乳 100ml
  • 卵 1個
  • 製菓用スイートチョコレート 15g
  • 製菓用ホワイトチョコレート 15g
  • イチゴ 6粒
  • あんずジャム 10g

作り方

1. 準備

冷凍パイシートは冷凍庫から出し、5分ほど室温で解凍します。

魚の型の準備。

冷凍パイシートの大きさに収まるように、クッキングシートに魚の形を書きます。

小さめのアルミバットを1つ、冷凍庫に入れて冷やしておきます。チョコレートを絞り出して、魚の目を作る際に使います。

カスタードクリームミックスの袋を開き、冷えた牛乳を入れてよく混ぜ、冷蔵庫に入れておきます。

2. パイシートを切り抜く

クープナイフか小さめのナイフを用意します。

まな板の上にパイシートを置き、魚の型を描いたクッキングシートをのせます。

クープナイフのヘラを使って、パイシートに型の線をつけます。

型の線がつきました。この線の通りに切り抜いていきます。

切り抜き完了。これを4枚作ります。

4枚切り抜いたうちの2枚は、縁から1cm内側を切り抜きます。

切り抜いたあまりのシートを使って、胸びれも切り抜きます。

爪楊枝をシートに押し当てて、ひれにすじ模様をつけます。

3.パイの組み立て

オーブンを200度に予熱します。

天板にクッキングシートを敷き、土台になるパイシートを置きます。

爪楊枝などで土台に穴をあけます。

パイシートの縁にハケで溶き卵を塗り、内側を切り抜いたパイシートをのせます。

前びれのパーツものせて、ハケで溶き卵を塗ります。

4.焼成

200度のオーブン下段で、15分焼きます。

焼き始めてから10分くらいでパイの様子を見て、膨らみすぎるようであればフライ返しなどで軽く抑えます。

焼けたらクッキングシートごと網にのせて冷まします。

5.目のパーツ作り

2種のチョコレートをそれぞれ50度の湯煎で溶かし、クッキングペーパーで作ったコルネに詰めます。

冷凍庫で冷やしておいたアルミバットに、シワがないようにラップをかぶせます。

コルネの先端をカットして、アルミバットの上に絞り出します。

黒目の部分はおどけた目つきになるよう、端に寄せて絞ります。

出来上がった目のパーツは、仕上げの直前まで冷凍庫に入れて冷やしておきます。

イチゴを4つにカットします。

6.仕上げ

焼けて粗熱が取れたパイ生地を皿にのせ、真ん中の部分を指で軽く押して少しくぼませます。

冷蔵庫で冷やしておいたカスタードクリームをくぼみにのせます。

カスタードクリームの上に、ウロコに見えるようにイチゴを並べます。

少量の水で溶いたあんずジャムを、たっぷりとイチゴに塗りつけます。

目のパーツと胸びれをのせて、完成!

いただきます

出来上がったポワソン・ダブリルの断面です。

パイのパリパリ感を楽しむために、完成後すぐ食べることをおすすめします。

お子さんと一緒に、好きなお菓子をたくさん使ってデコレーションしても楽しいですよ!

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